富山県立八尾高等学校 野球部OB会

第75回秋季大会の組合せが決定

2022年8月31日 9:44


第75回秋季富山県高等学校野球大会の組合せが決定しました。
秋季大会初戦の相手は富山南高校です。
9月3日(土)高岡西部総合公園野球場(ボールパーク高岡)にて 第1試合 10:00~です。
 

 
応援しましょう!

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青春ノ頁 その4

2022年8月25日 10:49


私と高校野球(4)  ―― 合宿練習の思い出 ――

  

八尾高校野球部 元監督 伊藤 敏幸

 
ドラマにクライマックス(山場)があるように、一年間の練習の中にも「山場」が必要であると考えていました。
それが「合宿練習」でした。就任当初は、夏大会直前に「チームの結束」ということを目的に数日間行っていましたが、数年後からは当時の高岡商業さんの合宿練習を参考に、5月末から6月上旬にかけての一週間、「個々の強化」、「これまでの自分を超えること」を目的に行うことにしました。
具体的には、5泊6日の合宿生活のなかで、朝6時半からの10キロタイムトライアル、放課後は個人ノック中心の練習、そして夜のミーティングと学習。もちろん普段どおりの授業と並行しての合宿練習です。
授業中に居眠りをしていたとの報告があれば、即刻、合宿所から出て行ってもらうと言ってありました。が、そのような報告を受けたことは一度もありませんでした。
先生方にわからないように、うまく寝ていたのかもしれませんが…。
 
朝のタイムトライアルにはわたしも走りました。若かったし、走ることには多少の自信もありました。
中継点まではどんなことがあってもトップでいることを常に心がけて走りました。そんな走りを見て、生徒たちは度肝を抜かれたことと思います。中継点を過ぎると疲れからということもありますが、いわば意識的にペースを落とし、どんどん追い抜かれることにしました。それがわたしの作戦でした。誰ががんばって追い抜いていくかチェックすることができたからです。
しかし、それでもわたしに追いつけない生徒もかなりいて、なかには「なんとか監督に勝たなければ」と思い、3年生の最終日にようやくわたしに勝ち、喜びを爆発させていた生徒もいました。
 
一方、放課後のグラウンドには独特の雰囲気がありました。個人ノックをする側もノックを受ける側も緊張感がみなぎっていました。
この練習の大切さを身をもって理解してくれているOBたちがノッカー役として、それも現役の生徒たちに失礼のないようにユニホームをしっかり着てかけつけてくれました。
内外野で数カ所に分かれてノックが始まります。一応ノルマは100本となっていますが、双方の気持ちと気持ちがぶつかり合ってそれだけでは終わりません。200本、300本と続きます。フラフラになりながらもボールを追いかける生徒、大声で気合いを入れるノッカー、グラウンドのあちこちで修羅場のような光景が展開されます。
これが毎日続くのです。それでも生徒たちはみな、個人ノックの苦しみを乗り越えました。
 
ノックを終えた者のなかには達成感からか、泣いている生徒もいました。まさに「これまでの自分」を乗り越えた「新たな自分」との出会い、そのような自分に「自信」と「誇り」をもち、「プライド(意気地)」を強くしていきました。
合宿練習によってチームが飛躍的に強くなったとは言えませんが、やってきたことに悔いを残すことなく、全員で夏の大会に突入していけたと思っています。
 

(令和 3年 6月 19日 記)

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新チームが始動しました。

2022年8月4日 9:52


新チームが始動しました。

中央農業・富山西・八尾 連合

(総勢14名)

 
私達は諦めない、
夢に向かって挑戦する君達を応援します。
 
2022/8/7 練習試合 高岡工芸 W 八尾G

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第104回春季大会の組合せが決定

2022年7月1日 10:13


第104回全国高校野球富山大会(令和4年7月6日(水)から令和4年7月29日(金)雨天順延)の組合せが決定しました。
夏季大会初戦の相手は富山工業高校です。
9日(土)の「魚津桃山運動公園野球場」第1試合午前10時の開始予定です。

 

組み合わせは富山県高等学校野球連盟HPをご覧ください。
応援しましょう!

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青春ノ頁 その3

2022年4月16日 16:41


私と高校野球(3)  ―― 監督としての熱源 ――

  

八尾高校野球部 元監督 伊藤 敏幸

 
昭和54年という年は、私にとって、その後の人生の画期を為す年でした。4年間の非常勤講師時代を経て、ようやく新規採用正式教員としてスタートした年だったからです。
 
4月に桜井高校へ赴任した私は、その年の夏、甲子園出場という幸運に恵まれました。
桜井高校が春夏を通して初の甲子園出場を勝ち取ったのです。
私は当時、サッカー部の顧問をしていましたが、大阪で学生野球をしていたということもあって、校長からコーチとしてチームに帯同するように命じられました。
私にとっては願ってもない貴重な経験の場を与えられたのです。宿舎での生活、当地での練習等々、甲子園出場とはこういうものなのか、ということをいろいろと体験させてもらいました。
しかし、なんといってもテレビではなく甲子園球場で直に見る開会式の厳粛にして 晴れやかな光景に接してのあの感動は、その後の野球部監督としての熱源になったように思います。
 
平成2年の八尾高校夏の県大会ベスト4も印象深い思い出です。
富山東との激闘などを制して勝ち進んだ準決勝、甲子園まであと2つ。
今から思うと、無心で戦うというのも一つの戦い方であれば、強く甲子園を意識して戦うというのも戦い方であるとすれば、なぜもっと後者の戦い方をしなかったのか、という後悔の念が去来します。
 
それにしても、多くの生徒たちと出会い、共に汗を流した練習や試合を思い返すとき、そこには恵まれすぎるほどの時間が流れていたことに気づきます。
 

(令和 3年 12月 7日 記)

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